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スキップフロアとは?

2021.04.01

空間を有効活用できるスキップフロアは、デザイン性の高さから非常に魅力的です。

スキップフロアを設けることで様々なメリットがあります。
一方で、いくつかの注意点もあるため、スキップフロアについての理解を深めた上で、家族に合った最適な住宅・スキップフロアを設計することが大切です。

今回は、スキップフロアに関するメリットとデメリットについてお話します。
スキップフロアのある家を建てようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

1.スキップフロアとは?

スキップフロアとは、ひとつの階層の中に異なる高さの床を設けた、近年人気を集めている建築方法です。
スキップフロアを設けることで、縦の空間を利用した動きのある部屋に仕上がります。

特に、建築面積が限られている狭小地には有効な間取りです。

縦の空間を活かした設計が必要となるため、設計士・建築士の腕が問われる間取りとも言われます。

2.スキップフロアの3つのメリット

スキップフロアは、1.5階や2.5階などを設ける作り方です。
床の一部に高低差を作り、数段の階段でつなげます。

スキップフロアを設けることで空間に動きが生まれるため、内装をおしゃれにすることが可能です。
以下では、スキップフロアの主なメリット4つを紹介します。

2-1.空間を広く使える

スキップフロアは、空間にさまざまな段差を設けた設計です。
そのため、より快適な間取りを実現することができます。

また、スキップフロアへの移動は基本的に段差があり、共有廊下がないことも特徴です。
移動スペースが減り、居住空間が増えるため、敷地面積を効率的に活用できます。

特に、スペースの確保が難しい狭小住宅や平屋との相性が良い間取りです。
敷地面積が狭い場合や2階建てにしない場合は、スキップフロアを導入すると良いでしょう。

2-2.個室空間を作り出せる

近年では、空間を活用するために、個人部屋を多く作る設計ではなく、居住スペースを広くとる設計法が人気となっています。
しかし、家を建てた後に「スペースがもう少し欲しい」「パーソナルスペースが必要だ」などと感じる方も少なくありません。

スキップフロアを設けることで、パーソナルスペースを簡単に確保することが可能です。
お互いがよく見え、何をしているのかを確認できることから、子ども部屋をスキップフロアにするという方も多くいます。

スキップエリアの下部分はもちろん、スキップフロアの階段下のデッドスペースも収納スペースになります。
ものが多いリビング・ダイニングの近くにスキップフロアを作ることで、収納スペースをより活用できるでしょう。

2-3.収納スペースが増える

スキップフロアは、横ではなく縦の空間を利用するため、多くの収納スペースを作ることが可能です。

スキップエリアの下部分はもちろん、スキップフロアの階段下のデッドスペースも収納スペースになります。
ものが多いリビング・ダイニングの近くにスキップフロアを作ることで、収納スペースをより活用できるでしょう。

また、スキップフロアの高さ・面積を調節することで、大きなものを収納するスペースを作り出すことも可能です。
収納したいものを事前に決めている場合は、設計士・建築士に相談してみましょう。

3.スキップフロアのデメリット

ここまではスキップフロアに関するメリットについてお話ししてきましたが、必ずしも良いことばかりではなくデメリットも存在します。

3-1.コストUP

スキップフロアは壁で仕切らず大きなワンルームのような空間となってしまうため、断熱や空調に配慮が必要となってきます。

空調の効きが悪くなってしまうと、おのずと電気代がかさんでしまいますよね。

しかし、このデメリットもあらかじめ断熱対策をとった家にすることで改善されるでしょう。

ただし、スキップフロアがない家と比べると、階段や床板ひとつひとつに工夫が必要となるため、材料費や手間がかかり、建築コストが高くなる可能性があることも覚えておきたいものです。

3-2.階段の上り下り

スキップフロアは、段差のないバリアフリーとは真逆の空間となるため、子どもにとって最高の遊び場になる一方で、高齢者のいるご家庭や車椅子を使用している人や、毎日の階段の上り下りが苦痛という人にとっては、使いづらいと感じるかもしれません。

また、スキップフロアの段差につまずかないよう慣れるまでに時間がかかる場合もあるでしょう。

小さな子どもや高齢者にとってはなおさらです。

3-3.自治体によっては判断が異なる

自治体は、家を建てる設計書を見て、建築基準法に照らし合わせ建築物を審査しますが、スキップフロアについては自治体によって判断が分かれているのが実態です。

スキップフロア付きの2階建てを想定していたのに、3階建ての家とみなされたり、そもそもスキップフロア自体を認めていない自治体もあったりするので、事前に自治体に確認しておきたいものです。

この点を考慮すると、やはりスキップフロアの設計・施工になれた建築業者に任せることが大切といえるでしょう。

まとめ

メリット・デメリットをしっかりと理解した上で、やはり専門家の意見も聞きながら判断することをおススメします。

どこで相談したら良いのだろう…と悩まれた場合は是非私たちにご相談ください。

知識と経験に富んだプロが最適なアドバイスをさせていただきます。

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