2020年 大規模な自然災害や新型コロナウイルスの感染拡大などによって”暮らし”にさまざまな変化がありました。
それらの変化を受けて、人々の生活と密接にかかわる住宅にも大きな変化が起きています。
今回は、これからの住宅の在り方について少しだけお話しします。
テレワーク・オンライン授業
2020年は中国武漢市で発生した新型コロナウイルスの世界的な感染拡大によって、仕事や学校において大きな変化がありました。
4月7日 安倍前首相が緊急事態宣言を発令したことにより、世の中の常識が変化し新しい常識である”ニューノーマル”という言葉が生まれました。
その象徴ともいえる変化が「テレワーク」「オンライン授業」ではないでしょうか。
毎朝 時間に追われながら仕事や授業の準備をし、会社や学校へ行き、終わったら自宅へ帰って家族と過ごし一日が終わる。
そんな毎日が緊急事態宣言により一変しました。
仕事は自宅でするようになり、授業もオンラインによりどこでも受けられ、なかにはバーチャルオフィスによって、実際の会社をなくしてオンライン上にオフィスをかまえる会社もでてきて、まさに新型コロナウイルスの年といってもいい1年となりましたね。
住まい方にも変化が
テレワーク用の仕事部屋やオンライン授業が受けられる学習部屋、緊急事態宣言となった場合の避難・隔離部屋など、今までなかった新しい個室の考えが必要となってくるでしょう。
また、玄関に手洗いやうがいができる洗面を設けたり、脱衣用のロッカーを設け着替えを済ませてからリビングへ入る動線の確保や、IoTを活用して設備機器のタッチレス化、センサー式の自動水栓なども考えられます。
今年1年が与えた影響は大きく、これ以外にもこれから多くの変化があるでしょう。
現在コロナ第3波とも言われており、各国ではワクチンの普及の計画も進んでいますが、そんな世の中の変化に対応した住宅が求められる中で「何をしたら良いのだろう?」と頭を抱えて悩まれる方も少なくないでしょう。
変化のある時代だからこそ、流されるまま生きるのではなく、先を考えながら計画する必要性があります。
これからの住宅計画に不安を感じたり、しっかりと計画したいと思われた方は、お気軽にご相談ください。