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中古住宅はお買い得? 購入のメリットとデメリット

2020.01.21

中古住宅はお買い得?

住まいを購入するとき新築住宅を検討する方も多いと思います。

ただ最近は物価の高騰もあり、新築住宅の購入のハードルが上がってきて、中古住宅の購入を検討される方も増えてきています。

今回は中古住宅だからこそのメリット、デメリットについてご紹介したいと思います。

中古住宅を購入するメリット

「価格」

中古住宅を購入する場合のメリットは、まずは「価格」です。

同じエリアで、同条件の新築住宅と比較すると、購入費用は安価で割安になります。

また、築年数の古い建物などは、ほぼ地の価格のみで住宅を購入出来る場合もあります。

「新築住宅は高いしなぁ~」という方や、「住宅に費用をあまり掛けたくない」、「中古住宅を安く買ってリノベーションしようかな」という方には中古住宅は魅力的と言っていいでしょう。

「立地」

中古住宅は、立地の良いものが売りに出されている場合があります。

住まいのエリア条件がどうしても譲れない場合、希望エリアに新築をする土地がなかったとしても、中古住宅が全くないというケースは非常に少ないでしょう。

新築では手に入らない立地のものが、中古住宅では売りに出ていたりします。

「実際に確認が出来る」

中古住宅は実際に建っている建物を確認して購入することが可能です。

新築の場合は、完成しないと確認ができないのに対し、中古住宅はその場で確認をすることが出来ます

建物の状態、間取り、周辺環境、住まうイメージなど、今の状態を確認できるので、リフォームの必要性や、自分のイメージに合っているのかといった事も判断しやすく、住んでみて自分のイメージと違うといった事少ないですよね。

専門家にインスペクション(現況調査)を依頼することも可能です。

「自分の条件にマッチした物件の選択も可能」

中古住宅の場合、敷地や間取りの広い住宅が安価で売りに出されていたり、まだ新しいエアコンなどがそのままついた状態で販売されている物件もあり、設備の費用を抑える事が可能な場合もあります。

外構工事もカーポートや車庫、庭などが整備されている物件も少なくありません。

新築で建てる場合は暖房設備や外構工事にも大きな費用がかかりますので、コスト面で助かります。

中古住宅を購入するデメリット

「築年数の経過」

築浅の物件やリフォームが行き届いている建物でも、新築と違い少なからず築年数が経過しているという事は事実です。

築年数が経過しているという事は、設備が古くなっていたり、故障が発生していたり、内外装の修繕やリフォームが必要になってくるという事です。

新築住宅であれば、こういった心配はすぐには必要ありませんが、中古住宅の場合は購入時にこういった事を考慮しなければいけません。

一般的には、築年数が古いほど修繕やリフォームに費用が掛かる傾向にあります。

また躯体や基礎など簡単に手直しできない場所が劣化している場合もあり、金額は安価でもリフォームや維持費を合わせると、新築の方が安く上がるといった場合になることも十分にあります。

「建物の比較が難しい」

新築住宅であれば、建物の条件を揃えて比較をすることが可能ですが、中古住宅の場合そうはいきません。

物件の立地、建物の大きさ、間取り、築年数や建物の状態がすべて異なります。

また、リフォームや維持管理の状態でも状況は変わるので、物件の比較が難しくなる場合があります。

築年数が古くてもしっかりメンテナンスが行き届いて状態の良い建物もあれば、維持管理が行き届いてなく築年数が浅いのに大幅な手直しをしないと住めないといった場合もあるのです。

「これからの時代は断熱性能も必要」

国の指針として、CO2の削減に力を入れています。

新築住宅に関しても断熱性能の向上に関して基準が引き上げられている状況なんですよ。

断熱性能はその住宅が建てられた年代で、全く異なっています。

安く購入したはずなのに、断熱性能が低いせいで光熱費がものすごく高ついたり、ヒートショックの危険性があったりします。

最近は電気代も高くなっているので、ランニングコストも馬鹿にできません!

その分築浅の物件の場合、断熱性能もある程度確保できていて、光熱費が抑えられ快適に過ごせたりします。

壁面や屋根面の断熱リフォームは高額の費用がかかる場合が多いので、なかなかできるものではないでしょう。

 

今回は中古住宅を購入する場合のメリット・デメリットについていくつかご紹介してみました。

中古住宅を検討する場合は価格だけでは判断できないことも多いので、中古住宅を選ぶ基準がわからなかったり、安いからとりあえず中古物件を検討しようと思う前にまず相談してみてください。

プロのアドバイスを聞いた上で、自分たちに合った家づくりを考えてみましょう。

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